幸福にしてくれる石

パワーストーンの種類

パワーストーンとは不思議な力を持った石・鉱物の総称でさまざまな種類があります。
地域によって、人によってパワーストーンと考える石の種類は変わりますし、
同じ石でも効果にさまざまな解釈があります。

一般的に言われるパワーストーンは約200種類。
面白いのはルビーとサファイヤ、普通の水晶と紫水晶など、科学的な組成を見れば
不純物の含有率が少し違うだけの石でも別の効果を割り当てていることがあることです。

たとえばルビーとサファイヤ。
科学的にはどちらもコランダムという鉱物。
2つのアルミニウム原始に3つの酸素原子がくっついたものがベースになります。

ここに若干のクロムが加わることで赤くなったのがルビー、
鉄やチタンなどが加わって青くなったものがサファイヤ。
それだけの違いなのに、ルビーには情熱や意思、生命力を高める力があるとされ、
サファイヤは冷静な判断力と知性をはぐくむというまったく逆の力があるとされています。

またある人はルビーを勝利の石と位置づけ、ある人は恋愛の石と位置づけます。
ルビーの中にもさらに透明に近いものから暗褐色に近いものまでさまざまな色があり、
その色ごとに効果を分ける場合もあります。

極端な人だと1つつければこう、2つつければこう、という具合に
個数によっても効果が違うといいますし、大きさによっても効果が違うといいます。
数学的には効果の量が変わるだけですが、内容まで変わってしまうというのは、
なんともユニークな発想です。

パワーストーンという名前から宝石ばかりが取り上げられますが、鉱物も立派なパワーストーンです。
ちなみに指輪や ティアラなどに使われるプラチナ(白金)は高い洞察力と知性、
正しい道を選ぶ誠実さといったものを身に着けるのに役立つとされています。

金は金でもイエローゴールドの場合は富や権力の象徴であるとともに、
邪気をはらう神聖な力を持っているといわれています。
石の種類だけでなく、色や形状を組み合わせ、鉱物までパワーストーンとすると、
その種類は無限大です。

この中から自分だけのパワーストーンを探し当てるのもまた、
パワーストーンの楽しみ方といえそうですね。

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