幸福にしてくれる石

パワーストーンの世界

パワーストーン。
信じない人にとってはうさんくさい世界です。
ただ、科学というのは学問の一分野に過ぎません。
ほんの数百年前まで、宗教こそがこの世の真実、科学は異端だったのです。

アインシュタインもいっています。
「宗教なき科学は不完全であり、科学なき宗教は盲目だ」と。

話を戻して、パワーストーンの世界を少しだけのぞいてみましょう。
日本でも霊的な力が宿る石、くらいの認知度はされていますが、その歴史はとても古いです。
パワーストーンの期限には諸説がありますが、マヤ文明やアステカ文明の頃と推測されています。

石には特殊な能力があると信じられ、自身はもちろん、家族・部族の平和を願って使われていました。
一方で先に登場したマヤやアステカでは、呪術の道具として使われました。

悪魔の力を借りてモノを探したり、病気を治したり、
災いを取り除いたりといった前向きな使われ方をする一方で、
皆さんが想像されるとおりの、敵や憎い相手に不幸が訪れることを願うことにも使われました。

時は流れて、宝石や鉱物が今世間で認知されているパワーストーンと同じように使われだしたのは、
1970年代のアメリカといわれています。
ヒッピー文化の中で癒し・幸運・健康・恋愛など、石に応じてそれぞれの役割を与えられました。

この中で特に癒し効果が大きいとされたのが水晶です。
今でも占い師といえば水晶球ですし、
水晶のネックレスを幸運のお守り代わりに使っている人はたくさんいます。

その後、時は流れ、今では世界中でパワーストーンの愛用者がいます。
日本でもはるか昔からヒスイは勾玉など、神の前で神聖なアイテムとして使われてきましたし、
宝石や鉱物をご神体として祭っているところもたくさんあります。

昨今では、癒しブームに乗って登場したスピリチュアルの伝道師がいたるところで、
その効果について言及しています。
ただ、その影で金銭狙いの詐欺や高額商品の販売が行われていることも見逃せない事実です。

最近はブレスレットやピアス、イヤホンジャックなどのアクセサリー感覚でパワーストーンを身に着けている人が多くいます。

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