幸福にしてくれる石

パワーストーンの原産地

パワーストーンの原産地は石によって変わってきますが、ある一つの法則があります。
それは約6億年前、プレートテクトニクスによってつくられた
ゴンドワナ大陸に属していた大陸が主な産地になっていることです。

ゴンドワナ大陸はその後、地殻変動などにより現在のアフリカ大陸・南アメリカ大陸・インド亜大陸・
南極大陸・オーストラリア大陸・アラビア半島・マダガスカル島にわかれました。
南極大陸は環境保護に関する国際条約により開発が一切できないので宝石をとることはできませんが、
掘ったら出てくる可能性は高いでしょう。

それでは各国、地域で産出されるパワーストーンをいくつか見ていきましょう。
まずヨーロッパではロシア・チェコが有名です。
ロシアではダイヤモンドやアクアマリン、トパーズやエメラルドが、チェコではルビーが有名です。

世界中の宝石・各種資源が集中しているアフリカ大陸。
コンゴ・ボツワナ・ナミビア・南アフリカなどは世界のダイヤモンドのほとんどが生産されています。

これらの地域は、欧米諸国の度重なる侵略を受けた地域ですね。
未開の地に文明を持ち込んだ正義だというのが彼らの理屈で、当時は国際法で合法とされていました。
ただ、人道的に見ると資源を搾取し、差別による支配を続けたことを正当化するのには
大いに疑問が残ります。

アフリカ大陸にはこのほかにもケニアのルビー・アクアマリン、ザンビアのエメラルド、
モザンビークのトルマリンなど、様々な宝石が眠っており、今も採掘が進んでいます。
西アジアではアフガニスタンとパキスタンがパワーストーン産地として有名です。
主に取れるのはルビー・エメラルド・アクアマリンといった宝石です。

そして、ここも戦火につつまれています。
表向きには出てきませんが、宝石産出国ばかりが侵略されているのには、
何らかの意志が感じられます。

東アジアではインド・スリランカ・ミャンマー・タイといった国が宝石産出国です。
特にスリランカは宝石の宝庫と呼ばれるほど多種多様な宝石が産出され、
特にサファイアの質は世界一とも言われています。

オーストラリアではダイヤやサファイア、
北アメリカではカナダのダイヤモンド・アメリカのトルマリンやガーネット・
メキシコのオパールが有名です。

コーヒーで有名なコロンビアは世界最高級のサファイアが取れます。
南アメリカだとブラジルが一番の宝石産出国となります。
同じところで取れたパワーストーンでも全く同じ大きさや色はない、世界に一つというところが良いですね!

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