パワーストーンの相性とは
パワーストーンに関する相性は2つあります。
1つは所有者と石の相性、そしてもう1つは石同士の相性です。
まずは所有者と石の相性ですが、これは単純には図れません。
人間のように血液型や星座で相性を占うことはできません。
よくありますよね、B型の人とは気が合わないとか、相性がいいのはみずがめ座の人だとか。
また石と所有者の性格による相性もありません。
たとえばサファイアは知性や冷静さの象徴として有名なパワーストーンですが、
クールな性格の人が持ってクールになりすぎることはありませんし、
逆に情熱的な人がルビーを持ったからといって熱くなりすぎることもありません。
人間同士でも短気な人とは気が合わない、といいつつも
気の許せる友達の中には1人や2人は短気な人がいるのではないでしょうか。
同様にパワーストーンの場合も、これをつけてはいけないといった類のものはありません。
逆に一般的に相性が良いといわれている石でも、極端な話同じ種類の石でも
一方はしっくりきて、もう一方は変な違和感を感じるといったことは珍しくありません。
次に石同士の相性ですが、これもあってないようなものです。
牡羊座の石とかに座の石は相性が悪い、というように
石に12星座を割り振った相性を唱える人がいれば、
石の性質や色によっての相性を考える人もいます。
炎、水、風といった属性を割り振って相性を整理する人もいますね。
しかしこれも人と石の相性と同じです。
炎と水は相性が悪そうですが、一般に炎の石と分類される石と水の石とされる石を組み合わせても、
特に問題はないという意見がほとんどです。
パワーが出なかったという人もいますが、
おそらくは思い込みや自己催眠でそう感じてしまったのでしょう。
また相性が良いといわれた組み合わせだったのに、並べると変な感じがするものもあります。
こうしてみると、パワーストーンって実に人間くさい感じがします。
通販は便利ですが、石との相性、石同士の相性を確認できないことがネックです。
できれば、実際のお店で手にとって確認されることをお勧めします。